リフォームとリノベーション とは?意味がちがうのでしょうか?

リフォームとリノベーション

家やオフィスのリフォームを検討している人なら耳にしたことがあると思います。「リノベーション」という言葉。昔はすべてリフォームと言っていましたが、数年前からリノベーションという言葉もよく使われるようになりました。しかしよくわからずにリフォーム、リノベーション、それぞれ同じような意味にとらえている人も多いと思います。どちらも家の修復をイメージした言葉です。

 

具体的にそれぞれの違いについて説明します。

「リフォーム」

老朽化した家などを新築のときの状態へと戻すことを一般的にリフォームと呼んでいます。悪い状態から改良すること、つまり壊れたり、汚れたり、老朽化したりした建物をきれいにする、直す、新しくすることを指しています。基本的に浴槽の入れ替え、システムキッチン設置、壁紙の張り替え程度の小規模な工事をリフォームとしています。参照「リフォームについての5つの疑問」

 

「リノベーション」

大規模な工事を既存の家に行うことで、新築のときよりもいい状態へと向上させることをいいます。
建物の価値、機能を新築状態よりも向上させることを目標としています。一昔前の住環境を現代のスタイルに合わせて機能面を向上させることもリノベーションとなります。基本的に間取り変更、外壁補修、冷暖房換気設備更新、給排水設備更新などの大規模工事をリノベーションとしています。最近は自分の理想とする空間を目指して、新築の注文住宅では予算が高すぎるため、中古物件を買って、リノベーションする人も増えています。参照「リフォームとリノベーションの意味」

 

中古物件

ニュースなどでも話題になっている「空き家問題」。日本では住宅が過剰状態となっていて、空き家となっている中古物件がたくさんあるにも関わらず、新築住宅の建設は止まらず住宅が増え続ける一方なのです。少子高齢化で人口も減り続けており、それが空き家を加速させていることにもなっています。

 

そのため既存の良質住宅をリフォーム、リノベーションして、新たな価値を見出し、新しい住人を探し、空き家を解消しようとしています。中古物件は、新築物件よりも安価に購入することができますし、リフォームやリノベーションをして手を加えれば、自分の理想とする家にしていくことができます。自分の住みたいと思う街、環境にある中古物件を選べば、住みたい街で住みたい家に住むことができます。

 

部屋の間取りが悪い、内装が古い、けれど家自体はしっかりとしたものであるという中古物件はたくさんあります。中古物件なので、新築物件よりもかなりリーズナブルで購入できて、その分の金額をリフォーム、リノベーションにまわすことで、自由な間取り、自由なデザインの住宅にすることができます。リフォーム、リノベーションをしてくれる会社もたくさんあります。新築物件同様に、10年間保証がついていたり、定期点検があったり、アフターフォローも充実しています。中古物件探しから、設計、デザイン、着工まですべて提供している会社に頼めば、別々の会社に依頼するよりも手間がなく楽です。

 

付加価値

デザイナーズハウス、デザイナーズマンションなどの登場により、おしゃれな家を求める人が増えました。またおしゃれなインテリアを特集した雑誌なども多く登場して、人々の家に関する感心度合いも高くなっています。そのため普通の分譲物件ではなく、自分が好む自分がデザインした家に住みたいと思うようになったのです。

 

デザイナーズハウスなどは、おしゃれで最先端の家ですが、自分だけのオリジナリティある空間ではありません。そういった意味からも中古物件をリノベーションして全面的に改修することを選ぶ人が多くなっているのです。そして何よりも中古物件をリノベーションするのは、新築の注文住宅を建てるよりも安くできるというメリットが大きいのです。

 

現在住んでいる家の壊れた部分をなおしていくのが、リフォーム。リノベーションと同じように今よりいい状態にすることをリフォームと言っている場合もあります。リフォームでも、リノベーションでも現状よりいい状態へすることが基本です。リノベーションすることで、付加価値をつけることになり、家の資産価値もアップします。

 

リノベーションして資産価値をあげて、その上で賃貸として人に貸し、利益を得るケースもあります。特に駅から離れているとか、騒音があるとか、坂道がきついとか、構造が古いといったデメリットは見方を変えて付加価値とするのです。駅から離れているということは、その分電車や踏切の音がしないから静かだということ。

 

騒音があるということは、周囲がうるさいので楽器などを演奏しても平気だということ。坂道がきついということは、水害の心配もなく、上からの景色がきれいだということ。構造が古いということは、レトロ調の家にできるということ。という具合にリノベーションをしてメリットに変えれば、新たに住む人が見つかるというわけです。

 

こんな人におすすめ

今流行りのリノベーション、こんな人におすすめです。
・立地にこだわる人。
・デザインにこだわる人。
・自分で考えたこだわりの家に住みたい人。
・ロハスな人。
・無理をせず今を楽しく生きたい人。

 

家族が増えて、今住んでいる家が手狭になってきたので、新しい家に住み替えたいと考える人、何かのきっかけで一軒家に住みたいと考える人は多いと思います。しかし、子供のことを考えると今通っている学校の学区内がいいとか、両親の近くがいいとか、意外に場所が限定されてしまうものです。

 

しかし気にいった地域は既に多くの家が建っていて、空いている土地がないとか、新築物件がないという理由であきらめる人も多いでしょう。そんなとき、中古物件も検討範囲にいれればかなり物件選びの幅が広がると思います。住みたい地域で中古物件を探してリノベーションすれば、思い通りの家にすることができます。

 

現在暮らしている家にそれなりの広さがあれば、リフォームするのもいいと思います。自分なりの住まいのこだわりがあり、スタイリッシュな家に住みたいと思う人にもリノベーションがおすすめです。ジャグジー付の露天風呂、ガラス張りの浴室、壁一面の収納、採光のいい天窓をつける、リビングは吹き抜け、大きなカウンターテーブルをつけるなどオリジナリティある家を作り上げることができます。

 

自分で作り上げるのが好きな人の場合、究極、壁の塗り替え、模様替え、エントランスなど自分で好きなように塗ってしまうこともできます。マンションでは、思うように内装を変えることはできませんが、自分の持家になればそれができます。中古品、古着などが好きな人、昔ながらのいいものを再利用しようと考えるロハスな人にもおすすめです。

 

古くて味のあるものを再利用して、限りある資源を大切にするリノベーションは大変意義のあるものです。古い建物を活かしながら新たな形に変えていく楽しさがあります。リフォームでも同じことです。一般的に社会に供給されている戸建分譲住宅ではなく、自分の好む理想の家、自分の生き方に合う家に住みたい人。無理して新築の高級住宅に住むのではなく、無理することなく自然に今を楽しく暮らしていきたいと言う人にもおすすめです。

 

リノベーション計画

傷んだ住まいの原状回復をするのがリフォーム、前よりさらにいいプラスの状態にするのがリノベーションといった具合に使い分けられることもありますが、基本的にはあまり違いを意識せずに使われることが多いです。リフォームするにも、リノベーションするにも大切なのは、信頼できる会社に依頼すること、自分の予算、目的、価値観にあった会社を選ぶことが成功のポイントとなります。

 

リノベーションをする場合の一連の流れについて説明します。リフォームでも、リノベーションでも最初に自分がどうしたいのかイメージをつくる必要があります。そこで活用したいのがインターネットなどでの検索です。最近はほとんどの会社がホームページなどで自社の紹介を行っています。気に入った会社が見つかったらカタログを送ってもらうなどもお願いできるでしょう。どういったイメージにしたいのが自分の思いが固まりやすくなりますし、どこの会社に頼むのがいいのか会社選びにも役立つからです。

 

リノベーションを依頼する会社が決まったら、その会社が行っている無料相談や無料見積りなどを利用します。無料でなければがなければ個別相談でも大丈夫です。持家の場合、現況確認やヒアリング、資金計画、スケジュールなどについて説明してもらうことができます。
この時点でフィーリングが合えば、その会社に依頼することになります。

 

続いて、持家でないときには物件探しが始まります。物件探しから設計、施工まですべて行うワンストップ型のリノベーション会社にした場合には、リノベーションの費用などについて考慮しながら物件探しをしてもらうことができます。立地、価格、様々な条件に合う物件が見つかったら、物件調査をして希望するリノベーションが行えそうか、コスト面で予算内に収まりそうかチェックして条件に合えば依頼することになります。

 

リノベーション会社

リノベーションを扱う会社にはいくつか種類があります。リフォーム会社も同じことです。リフォームを専業としている会社ばかりではありません。
ここでは、リノベーションを扱う会社の種類を紹介します。

 

<リノベーション会社>

・設計事務所、建築事務所、施工会社、工務店、設備メーカーなど。不動産会社が仲介しておらず、大規模なものから小規模なものまで幅広いリノベーションに対応している会社。会社ごとに独自のサービス、商品を扱っています。物件を持っている人、費用を現金払いできる人におすすめです。

<ワンストップ型のリノベーション会社>

・設計事務所、施工会社、コンサルティングなど。自社で不動産の仲介まで行っている、あるいはパートナー会社が行うリノベーション会社。そのため物件探しから、設計、施工、資金計画にいたるまですべて対応することができます。引き渡し後、アフターケアも行います。物件探しから必要な人、あるいは物件を持っている人にもおすすめです。

<直販店舗>

・インテリアショップ、内装材ショップなど。不動産会社が仲介しておらず、自社の家具工場を持つ、あるいは設計事務所を母体に持っている店舗などが対応するリノベーション。インテリアにこだわりたい人、完成後の空間全体を演出したい人におすすめです。

 

リノベーションを物件購入から行うときには、物件購入の手続きから設計の打ち合わせ、工事費用の調整、住宅ローンの申請など様々な手続きが必要になります。ワンストップ型にすれば、煩雑な手続きも専門知識のあるスタッフがサポートしてくれるので安心です。自分でいろいろ考えながら手続きをこなすより、時間を短縮して、家の設計打ち合わせなどに集中できます。

 

リフォーム会社

リノベーション同様に、リフォーム会社にもいろいろな種類があります。リフォームを専門として扱っている会社、設備工事の会社など様々です。リフォーム会社によって、それぞれ得意とする分野、手がける範囲は違います。参照「リフォームとリノベーションの違い」

 

<地域密着型工務店>

増築、改築、新築、修繕、水まわりなど様々なリフォームを扱ってくれます。地域密着型の場合、近所で既にリフォームをした人から評判、成果などを聞くことができるため、失敗しにくいというメリットがあります。相手も地域密着型なので、ヘタなこともできず、サービスしてくれると思いす。しかし小さい工務店では、ショールームがなく、カタログもない場合もあり、実際のリフォーム、リノベーションの完成図が予想しにくいというデメリットもあります。古くからある工務店では、デザインセンスが多少古く、最新のおしゃれな家にリフォームしたいという場合には難しいかもしれません。

 

<リフォーム専門会社>

リフォーム専門会社のメリットはノウハウを豊富に持っているということです。リフォームでは同じことをするにしても、建物の構造、状態などで施工方法が違うものです。リフォームの実績が多く、経験も豊富な専門会社に頼めば技術力も高いので安心です。建設業の許可をきちんととっている会社へ依頼するのが安心です。

 

<ハウスメーカー>

リフォーム、リノベーションどちらにしようか悩んでいる人は、どちらにも対応できるハウスメーカーがおすすめです。ハウスメーカーでは、建物の工法から構造まで熟知しています。さらに今住んでいる家をつくったハウスメーカーに頼めば、建てた時の状況から工法、使用している材料、耐久性など様々なことを加味した上でどういったリフォームがいいのかアドバイスしてもらえるメリットがあります。

 

<設備工事の会社>

キッチン、バス、トイレなど水回りの設備を売っている会社では、こうした設備機器についての知識が豊富なため、水周りだけリフォームしたいというときにおすすめです。

 

会社の選び方

リフォーム会社、リノベーションの会社はかず多くあります。会社によって特徴や得意とするデザインがあります。おしゃれなデザイン、スタイリッシュな家を得意とする会社、間取り変更を得意とする会社、エコ素材を使った自然にやさしいリフォームを得意とする会社、価格の安さを追求している会社などいろいろあります。自分の希望と合うものを得意とする会社を選ぶことが大切です。

 

リフォーム雑誌、インターネットなどで実際の施工例をたくさん見て、良さそうなところをリストアップするといいでしょう。信頼できる会社かどうか知るためには、会社情報をチェックして、建設業許可番号が記載されているかどうか、一級建築士がいるか、リフォーム関連団体への参加の有無などを確認するといいです。

 

アフターケアが充実している、保証制度がしっかりとしている会社がいいです。家から会社の距離もポイントです。あまり遠すぎると、毎日移動だけでかなり大変になりますし、何かあったときにもフットワークが悪くなってしまいます。30分以内の距離がベストです。営業担当者が信頼できる人かどうかも大切なポイントです。

 

リフォームでは、営業担当者の知識、力量が大きく関係してきます。豊富な経験、知識、営業ノウハウがある、質問したことにはきちんと回答できる、こちらの要望をしっかりと聞いて、プロとしての意見もはっきりと提案してくれる、礼儀正しいなど信頼できる人に頼みたいものです。

 

訪問販売、電話勧誘の業者は避けた方がいいと思います。よくある「今だけお安くしておきます」という文句。リフォーム、リノベーションに定価は存在しません。あくまでもその会社が決めた価格です。特に割引率を高くいうところは信用できません。本来その金額でできるものを、定価を高くして割引したと言っているだけだと思います。

 

通常よりも安いと、たいして他の会社と比較することもなく決めてしまうと大変危険です。価格が安い分、経験不足の若いバイトだけ使ってリフォームしたり、最低の設備や材料を使ってリノベーションしたりするケースも多いです。注意しましょう。参照「しっかりと吟味してリフォーム業者を選びましょう」

 

費用の目安

人によってリフォーム、リノベーションする内容、規模、使用する資材、建物の状態など条件が異なるため、どれくらいの費用がかかるのか一概には比較できません。リフォーム、リノベーションを検討する場合、だいたいいくら費用がかかるのか知りたくなります。これは複数の会社に見積もりを頼むとわかります。参照「リフォームローンのメリット・デメリット」

 

同じ工事内容でも会社によって使う資材も、設備も異なるので、実際いくらかかるのか見積もりをもらわなければ正確な金額はわかりません。見積もりを依頼するときには、リフォーム会社、リノベーションの会社などに実際に物件を見てもらわなければいけません。特に中古物件では、新築物件とは違って、壊してからわかる建物の損傷、配管の損傷などにより、別途費用が必要になることもあります。そのため見積もりで出された金額にプラスして予備費を用意しておく必要があります。

 

参考までにリフォームのおおよその目安費用をご紹介します。

・6畳の和室を洋室へとリフォームした場合→約45万円。
・洋室の内装変更、クロス張り替え、フローリングへ、ドア変更→約33万円。
・外壁塗装→1平米あたり約2,700円、別途足場代1平米あたり1,300円。
・システムキッチン交換→約130万円(工事費約30万円含)。
・システムバス交換→約100万円(工事費約30万円含)。
・トイレの便器を温水便座へ交換→約25万円(工事費約10万円含)。
・洗面化粧台交換→約35万円。

 

大がかりなリノベーションでは、床面積に対して工事費が計算されます。例えば床面積が50平米のお家で、水まわりの交換工事、一部間取り変更などを行った場合、床面積の50☓費用単価10万円だとして、500万円が概算予算となります。

 

見積もり

おおよその費用を知るために、複数のリフォーム、リノベーション会社に見積もりを依頼します。見積もりをする目的は、費用を知ることだけではありません。そのリフォーム会社、リノベーション会社の姿勢を知ることができる大切な場なのです。見積もりを最初に伝えた期限内に提出できるかどうか、基本的で当たり前のことのようですが、意外に守らない不誠実な業者もいるものです。

 

これが守れないようでは、肝心の工事でも同じようにスケジュール管理ができない、最後は工期に間に合わせようとあせって雑な工事をする可能性が高いです。きちんと期限内に見積もりを出すこと、これは最低限のルールです。

 

次に見積もりの内容についてです。会社によって、大雑把な見積もりを出すところ、細かく明細まで記載してあるところがあります。リフォームの際、あるいはリノベーションの際に使う資材の品名、品番など細かく書いてある方が信用性は高いです。すべてまとめて工事資材一式などと記載しているところは信用できません。

 

見積もりを依頼すると、リフォーム工事にかかる費用、リノベーションにかかる費用だけを出しくるところがあります。しかし実際には、これ以外にも電気工事、水道工事、ガス工事、電話工事なども必要になってきます。するとこれらの工事費用は別途かかることになります。見積もり金額を安く見せようとして、こうした工事費用を見積もりに加えていない会社は信用できません。見積書をもらったらこの他にかかる費用についてもきちんと確認しておくようにしましょう。

 

契約書類

工事を依頼する会社が決まったらいよいよ契約となります。契約に際しては、新築物件を買うのと同じでリノベーションは物件購入をしますから契約書が当然ありますし、リフォームに関しても契約書などいろいろな書類が発生します。大切な書類なので内容確認をしっかりとして失敗しないリノベーション、リフォームを目指しましょう。

<契約前>→見積書、仕上表。
<契約時>→契約書、契約約款。
<工事完了後>→完了確認書、保証書。
<その他>→設計図面、変更同意書。

契約書は、契約前にもらって熟読しておいて納得してから契約するべきです。工事遅延時の対応、補償についてなど重要なことがいろいろ記載されています。見積書のときと同じ内容、金額になっているか確認して、打ち合わせ通りの内容になっているか、工事会社名、住所、押印があるかどうか、施主の名前が自分になっているかどうか、契約日が記載されているかどうかなどを確認します。

 

支払い方法についての記載もあるため確認してください。さらに瑕疵があったとき、仕上表や設計図などと施工が違っているとき、様々な補償義務について詳しく記載されているのが契約約款です。施主側に不利な条件が記載されていないか熟読して確認しましょう。契約書とセットで割印して渡されますが、小規模リフォームでは簡略化された書類になることもあります。

 

増築、間取り変更などのリフォームでは、設計図面を作ってもらうと便利です。完成後のイメージがしやすく、リフォーム後に指定した幅、高さと違うといったトラブルになりにくいからです。工事の途中で追加工事やプラン変更があったときには、変更内容、費用についてきちんと記載した書面、変更同意書をもらっておきましょう。口頭で伝えただけでは、あとでトラブルのもとになります。

 

工事完了後には、完成した家をしっかりとチェックして、保証書を受け取りましょう。今後のアフターケア、保証内容についても確認して納得した上で、サインするようにしましょう。参照「リフォームの契約書はどうしていますか」

 

工事開始

契約も完了していよいよリフォーム工事、リノベーション工事が始まると安心していてはいけません。ある程度の規模のリフォーム工事、まして家全体をリノベーションするとなると、家の片づけをしておく必要があります。床、壁紙など内装の張り替えを行うときには、荷物を部屋から移動させる必要がありますし、外壁塗装を行うときには、庭まわりのものを片付けなければいけません。

 

次に、ご近所への挨拶です。業者が隣近所くらいに挨拶に行きますが、それ任せにしてはいけません。リフォーム、リノベーションでは、騒音、ほこり、臭い、工事車両の停車など周囲に迷惑をかけることになります。工事が行われる前に、依頼主がきちんと挨拶しておくようにしましょう。
できれば業者より先に依頼主が挨拶に行くようにしましょう。

 

工事が始まったら、作業員の人用に飲み物を用意しておいたほうがいいです。10時と3時にお茶を出すというのは、出す方も大変ですし、作業の進行具合によって休憩時間がずれる場合もあるため作業員の人にも作業を中断させることになるかもしれません。そこでおすすめなのが、クーラーボックスに、コーヒー、スポーツドリンクー、ジュースなど様々な種類の飲み物を入れておいておくことです。好きなときに飲んでもらうようにした方がお互いにとっていいと思います。

 

工事が開始後に、追加工事を依頼したくなることはよくあります。しかしその場合でも、口頭で依頼するのではなく、必ず依頼前に見積もりをとり、工事内容、金額を確認した上で正式に工事を依頼するようにしてください。軽い気持ちで頼んだ追加工事費用が思っていたよりも高かったという話しはよくあることです。あとで後悔しないように小さな追加工事でもきちんと見積もりを出してもらうようにしましょう。

 

完成、引き渡し

工事完了後、すぐに引き渡しが行われるわけではありません。リフォーム工事後、「完成検査」を行うのが一般的です。仕様書、図面などを見ながら、担当者の説明を聞き、依頼した通りにリフォームできているのか、リノベーションできているのかチェックします。1人だけでチェックするより、家族全員でチェックした方が、見落とす可能性が低くなるためおすすめです。その部屋を使う頻度の高い人がチェックするとより効果的です。

 

完成検査では、仕様書、図面などを確認しながら、契約通りに完成したのかを確認します。間取りは合っているか、新しく入れた設備機器がきちんと動くか動作チェックをする、コンセントなどの数をチェック、ドアや窓がきちんと開くか確認、部屋の中や隅に資材の切れ端などが落ちていないか、家に傷がついていないかなどをチェックします。

 

気が付いたことはその場ですぐにリフォーム会社、リノベーション会社の担当者に伝えて確認しましょう。修正が必要な場合には、すぐに修正してもらうようにしてください。トラブルにならないよう、代金の支払いをする前にすべて修正してもらうようにします。すべて問題なく修正された後に、引き渡しとなります。

 

「工事完了確認書」に署名したら工事完了です。保証書、設備機器の保証書、説明書などを受け取ります。引き渡し後、残金の支払いを行います。完成検査で指摘したところが、修正されていないのに支払いをしてはいけません。すべて終了してからにしてください。工事完了後、ご近所へ挨拶することを忘れないようにしましょう。

 

マンション

マンションでは、一戸建てと違ってリフォーム、リノベーションができないとあきらめている人もいると思います。しかしマンションもリフォーム、リノベーションすることができるのです。一戸建てよりも制約されることは多いのですが、できないことはありません。マンションの場合、外壁、屋根などは同じマンションに住む人たちの共有財産となります。そのため独断でリフォームなどを行うことは難しいと思います。

 

マンションでは、毎月修繕費用の積み立てなどを行っていて、時期がきたらマンションの管理者がリフォームなどを行ってくれます。マンションに住む人が個人的にリフォーム可能なのは、専用部分です。室内の壁、床、天井、内装設備、クロス、畳、フローリングといった家の内側の部分です。配管、バルコニー、窓、サッシ、柱、梁などは共有部分なのでリフォームできません。室内の間取り変更、扉の鍵、扉の室内側の塗装などは行うことができます。

 

たったこれだけかと思うかもしれません。しかし間仕切りを1つとっただけでも間取りが変わり、自分好みのお部屋にアレンジしやすくなります。中古マンションを買って、リノベーションすれば、安い予算で、住みたい場所に住むことができます。中古マンションを買うときには、リノベーションに適した建物構造かどうかをチェックして選ぶようにしましょう。リノベーション会社などが行っているセミナ−に参加すれば、どういった点をチェックすればいいのか具体的に知ることができます。

 

中古マンションリノベーション費用

中古マンションを購入し、リノベーションした場合に必要となる費用について説明します。まずは中古マンションを購入するわけですから、売主へ支払う売買代金が必要となります。既に自分がマンションを持っていて、リフォームする場合には、当然この代金が発生しません。

 

中古マンションを買うときには、売買に伴い諸経費も発生します。目安としては、物件価格の8%から10%くらいが必要となります。内訳としては、登記費用、仲介手数料、住宅ローンの保証料などです。諸経費分くらいは、現金で用意して支払った方がいいと思います。

 

リノベーションをする設計費、工事費がかかります。全て壊して一から設計をしなおしてリノベーションする場合には、設計費と工事費で600万円から1,200万円くらいかかります。当然、リノベーションする内容によって、費用に差はでてきます。リフォームに関しては、インターネット上で、複数の会社の基本情報、得意分野、口コミなどを比較できるサイトを利用して業者を絞り込むといいでしょう。

 

費用に関しては、実際に現地にきてもらい見積もりをだしてもらうことになります。実例集などで紹介されているものと、自分に出された見積もりと金額が大きく違う場合、いくつかの原因が考えられます。リフォームの際、傷んでいる箇所を治してリフォームしたため、修繕費がかかっているケース。追加工事を発生したケース。何度も工事内容をかえて見積もりを取りなおした結果、見積書の精度が低くなったケース。

 

リフォームは、タイミングが遅すぎると、修理をしてからリフォームすることになり、費用もその分多く必要になります。タイミングを逃すことなく、お得にリフォームしていきたいものです。

 

新築VS中古

マンションを買うという選択肢には、新築のマンションを買う、中古のマンションを買ってリノベーション、あるいはリフォームするというものがあります。中古のマンションを買ってリノベーション、リフォームする場合のメリットとしては、実物を見学できるという大きなメリットがあります。新築の場合には、モデルルームでしか部屋の様子を知ることができません。

 

しかし中古の場合には、実際に部屋に入って確認できるため、完成後にイメージと違ったということがありません。実際に部屋に入って、間取り、設備などを確認できるため、リノベーション、リフォームなどのイメージも考えやすいです。

 

マンションの場合には、管理面も大きな問題となります。管理人は常駐しているのか、定期的に修繕をしているのか、修繕費用として月々いくら貯蓄しているのかなど実際の管理状況が確認できるのも大きなメリットです。当然のことですが、新築よりも安く購入できることも大きなメリットです。同条件のものならば当然中古の方が安くなります。

 

新築物件は、15年以上経つと一気に価格が下落します。そのためそれ以上経過したものを購入すれば、買ってから下落する心配もなくお得に購入することができます。

 

中古マンションにもデメリットはあります。築年数が経っているということは、その分建て替えのリスクもあるため、その点も承知しておかなければいけません。建て替えが行われれば、マンションの資産価値は上がるので喜ばしいことですが、建て替え費用、建て替え中の住み替え費用などがかかる可能性もあるため、費用が別途必要になってしまいます。

 

賃貸物件

最近では、マンションなどをリノベーションして賃貸物件としてだされているものがたくさんあります。あえてリノベーションされた賃貸物件を探す人も多く、不動産会社などのホームページでは、リノベーション物件の特集が組まれているほどです。リノベーションされた物件だけを検索するページもあります。

 

昔に比べて、暮らし方が変わっているため、求められる間取り、ネット環境、お風呂、トイレ、キッチンなどについても今求められているものに変えていく必要があるのです。そのために不動産会社などが、リノベーションをして部屋の価値を高めて、賃貸物件として出しているのです。

 

同じように築年数の古い家をリフォームしたところで、内装はきれいになっていたとしても、間取りが悪く不便であるとか、ネットに接続できないというような、現在のニーズに合っていない家になってしまいます。すると借りてもつかないため、貸し出す側としては困ってしまうのです。そこで今の暮らしに合わせて内装だけではなく、機能面においても大規模改修を行うのです。

 

こうしたリノベーション物件は、建物自体は古いため新築より安く借りることができて、内面は新築と同じような空間、機能を備えていることから人気となっています。しかしリノベーション、リフォームの定義についてはまだまだあいまいな部分が多いです。そのためリフォーム程度にしか改修工事を行っていないのに、リノベーション物件として売りに出されているものもたくさんあります。住んでみてから思っていたのと違うと思わないように、借りる前にきちんと確認しておくようにしましょう。

 

建築家リノベーション

安く自分の希望通りの家を持ちたいと、リノベーションに興味を持つ人が増えています。実際にリノベーション、リフォームを手掛ける会社もここ数年でかなり増えています。従来、建築家と言えば、新築の家を設計するのが主な仕事でした。それが最近では、リノベーション、リフォームをメインの仕事としている建築家、設計事務所が増えてきています。時代のニーズなのだと思います。

 

リノベーションを依頼する会社の候補に、工務店、内装業者などだけではなく、建築家、設計事務所も加わるようになりました。工事費が高額になるような大規模改修になるリノベーションの場合には、建築家に依頼するのがおすすめです。空間の考え方、依頼者の生活に合ったプランの提案、資材の選択など、建築家の資格をきちんと持っている人ならではの視点で考えてくれます。

 

しかしリノベーション、リフォームの経験を豊富に積んだ建築家はかなり少ないです。建築家に頼むときには、その建築家がいままで手掛けたリノベーション物件、リフォーム物件などの実例を確認させてもらうようにしましょう。インターネット上で、リノベーション経験のある建築家を検索できるサイトがあるため、利用すると便利です。

 

ある程度建築家の人数を絞ったら、無料相談を受けてみるといいでしょう。他の会社、建築家などからもらった提案書、見積もりなどを見せて、意見を聞くのもいいと思います。医者と一緒でセカンドオピニオンを利用することは、失敗しない家作りのために大切なことです。


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